NORA

触れた指先の 熱さのその意味を知って
薄茶けて汚れた毛並みを舌で舐めた
気休め程度の庇で雨を避けて
まぁ濡れたところでなんてこと無いけれど

強がりばかり 弱虫 劣等感のカタマリ
いつまで守りに入る

貴方にこんなに胸を焦がしてる
アタシの鼓動が早くなる
うまく言えなくて もどかしすぎるよ
進むアタシはノラ

触れた指先の熱さの逃げ場を知らず
濡れた身体 気づけば走っていた

血統書なんてなくても貴方を幸せに
出来ると証明するよ

貴方にこんなに胸を焦がしてる
アタシの鼓動が早くなる
うまく言えないから とりあえず行くよ
走るアタシはノラ

貴方の匂い 貴方の声 貴方の瞳の色
全部全部全部覚えているよ
貴方ひとりさえ救えなくて 何が愛と言うのだろう
貴方に恋をしている

貴方にこんなに胸を焦がしてる
アタシの鼓動が早くなる
うまく言えなくて もどかしすぎるよ
進むアタシは
貴方にこんなに胸を焦がしてる
アタシの鼓動が早くなる
うまく言えないから とりあえず行くよ
走るアタシはノラ
ノラ
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