追伸

夕暮れの街並みはいつも
僕だけを独りにするんだ

あの日から変わっていないなぁ
そんな事を考えてしまった

寂しそうな姿を見せたら
君は僕になんて言うだろう

「またね」なんて不確かな言葉
もう二度と会えないと解ってるのに
今も僕はまだこの場所で
君との再会を信じている

「君と出合えて幸せでした」
「一緒に居られて幸せでした」
そんな僕の強がりもいつまで続くだろう

君への気持ちもこの悲しみも
思い出と共に捨ててしまえたら
どれだけ楽になれるか解っているのに
嗚呼…

「またね」なんて頼りない声で
ありもしない約束を交わし合って
好きだなんて伝えられないまま
胸の奥にしまった

「またね」なんて不確かな言葉
もう二度と会えないと解ってるのに
今も僕はまだこの場所で
君との再会を信じている

信じている
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