ハナコトバ

言葉にならないキミの声を聞いた気がした

どんな秘密 胸に抱えているの
水辺に影 ひとつ浮かべた想い
あの日なにも 声をかけられなくて
細い背中 消えそうだった

ああ 今 走り出せば (動き出した刻(とき))
キミに追いつくかな (揺るぎない瞳)
未来に結いつけた (その糸を)
決してその糸を離さないで

花降る 寂寞(せきばく)の中
花散る まだその前に
キミは独りなんかじゃないよと
この光を届けに行く だから…

ぽつりキミは涙 落としていたね
丸いしずく 土に染み込まなくて
雨になって ずっと降り続いてる
この心を濡らしている

ああ 息 できなくても (泳げなくっても)
もっと潜っていく (毒をかきわけて)
手探りで辿った (キミの手を)
決してキミの手を離さないよ

花咲く 一瞬(ひととき)の声
花舞う 風に乗せたの
この手のひらに ふわり香る
懐かしい日のキミの名残り 淡い

ああ 今 走り出せば (動き出した刻(とき))
キミに追いつくかな (揺るぎない瞳)
未来に結いつけた (その糸を)
決してその糸を離さないで

花降る 寂寞(せきばく)の中
花散る まだその前に
キミは独りなんかじゃないよと
この光を届けに行く だから

花咲く 一瞬(ひととき)の声
花舞う 風に乗せたの
この手のひらに ふわり香る
懐かしい日のキミの名残り 淡い
最後のひとひら繋ぎとめて もう少しだけAh
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