二色浜

いなくなったことをまだ受け入れられないで
君とよく行った場所へ気がつけば向かう始末で
海の見える公園 その先の海岸線へ
靴に砂が入ろうが濡れようが構わず泣いていた

目の前の海に飛び込んで溺れて死んでしまえば
罪悪感か何かで後悔させられるかな

後悔させたい君に 後悔させられる中で
今は会いたい気持ちだけで生かされてるんだ
「今度はあそこに行こう、こんなことしよう」
って今更君の言葉に腹が立って虚しくなってる

目はずっと腫れたままで
鼻につく潮の香りと
耳から離れてくれない
僕の名を呼ぶ、君の声

目の前の海に飛び込んで溺れて死んでしまえば
もう君のことなんか忘れることができるかな

後悔させたい君に 後悔させられる中で
もういっそ死んでしまいたい気持ちだけで生きてるよ
「ずっと一緒にいよう、そばにいてあげる」
なんて言ってた自分が馬鹿らしくて恥ずかしくなる

あんな言葉言わなきゃよかったよ
今更何を言っても遅いけど
ずっと一緒にいれると思ってたよ
何なら今でもおもっているよ
×