ヒマ

西陽の螺旋につつまれて爪をぬる
ンーひまです
空想だらけのこの部屋は 暗くてもにぎやか

TVの中の世の中と僕の暇と君の我が儘
大きく小さく軋みが あるよねぇ 傍へ

ねぇ手をつなごうよ 黄昏が今町を撫で
ねぇ瞳(め)を閉じようよ
もといた夜に地球の場所が戻ってゆく

テーブル つま先 時計の音
それぞれに暇です
昔のプールを思い出す なんだか 夏の日が

くり返し廻(めぐ)っている あの時君は何を見て
こちらに微笑みかけたの なぞは甘く溶けてく

ねぇ手をつなごうよ 黄昏が今頬を撫で
ねぇ瞳(め)を閉じようよ 熱さを皮膚に残すため
ねぇ声を聴かせて
SO I WON'T LET MY HEART REPLACE
YOUR ONCE BEING THERE
ねぇ瞳(め)を閉じようよ
もといた夜に地球の場所が戻ってゆく
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