イマージュ

目を閉じるとそこにはいつも ゆるやかに流れる河を
じっと見つめる私がいる
夏に近い春の日差しを浴びながら
肩にはあなたの優しい手がある

イマージュ
太陽と月 光と影
若すぎた恋 泣き叫ぶ私
イマージュ
ふたつの影重なり やがて離れる

小刻みに変わりゆく場面 ざわめきに消された声
泡沫 途切れてしまった光
冬に近い秋の日差しは 暮れかけて 私一人
河の水面をながめている

イマージュ
カーニバルの後 夏と冬
風の泣き声 夢と涙
イマージュ
残り僅かになった 古い砂時計

イマージュ
カーニバルの後 夏と冬
風の泣き声 夢と涙
イマージュ
残り僅かになった 古い砂時計

目を閉じるとそこにはいつも
ゆるやかに流れる河を
じっと見つめる私がいる
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