夢のほとりで逢いましょう

眠れない夜は 夢をみるかわりに
記憶をたどるよ

恋人同士と 僕たちが呼ばれてた
眩しい過去へ

風が揺らすポートで 交わしたキスと
あの約束を 忘れないよ いまも

夢のほとりで逢いましょう
手をのばしてもきっと あなたに届かない
それでも僕はひざを抱え いつまでも
待ち続けていたよ

眠れない夜は あなたも好きだった
あの唄を聴いてる

さよなら言えずに 終わった恋だから
思い出にならない

やわらかなその頬に 触れるたび知った
あのぬくもりを 憶えてるよ いまも

夢のほとりで逢いましょう
話しかけてもきっと あなたは返事えない
それでもいいよ、笑顔のまま そばにいて
それが幻影でも…

いつかあなたを忘れ 誰かを愛すだろう
だけどあなたは僕にとって
永遠の恋人だから いつか

夢のほとりで逢いましょう
振り返ってもきっと あなたはもういない
まだ見ぬ明日へ向かって 歩き出す
その勇気を下さい

夢のほとりで逢いましょう
叫んでみてもきっと あなたは返事えない
だから今夜、もう少しだけ そばにいて
僕に朝が来るまで

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