Methuselah

ゴーストタウンを抜け
死の谷を渡れば
白く輝く山肌が見えてくるの
Methuselahはそこにいる
その身を捩らせて
燃え盛る炎のフォルムで

Methuselah
Methuselah
大空へと伸びてゆく
生と死の螺旋に
わたしはただ
呑み込まれてゆくだけ

道なき道
頬を打つ砂埃
振りかえれば、ああ
夕闇が迫ってきてる
Methuselahと人は呼ぶ
荒れ地に立つ聖者
凍てつく岩に根を張って

Methuselah
Methuselah
何を見てきたの
何を知っているの
問いかけても応えてはくれない

ひとり私は
途方に暮れて
胸に手をあて
鼓動を確かめています
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