Plunder

「私の貴方」を手に入れるためには
淫靡(いんび)な態度で攻め込み落とていく

どうせ男は
人肌に弱い
生き物なのでしょう?

奪って
白い心、染め上げられたら

私のものなのだと
見せびらかしたい

貴方の鎖骨に
証が付けられて

瞳を閉じても
まだ焼き付いたまま

締め付けられる
この傷みさえも
何故か愉(たの)しすぎて

奪って
白い心、染め上げられたら

私が その上へと
唇乗せて

ようこそ
愛くるしい「私だけの貴方」
他では味わえない
素敵な世界へ

奪えた
その心を、染め上げてみれば
昂(たかぶ)る胸の鼓動
何処かに消えて…
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