水玉

初めての手紙 水玉模様
少しだけ 滲む ビーズの指輪

遠い街へ 行った君が
結ぶ はみ出しそうな 文字で

退屈も わかち合えた 瞳に
浮かんでた 私 見つめていたの

いつも あたりまえのように
そばで 笑いあってた 二人

君と 歩いた道
今は ひとりきりで
どんな 向かい風も
いつか 味方にしてゆくよ

ありふれた 時が 光って見える
道端の花が そっと咲いてた

ほどく 手のひらの 上で
甘い歌が 聞こえてきたら

君と 歩いた道
今は ひとりきりで
どんな 暗い夜も
いつか 味方にしてゆくよ

君と 歩いた道
今は ひとりきりで
どんな 向かい風も
いつか 味方にしてゆくよ
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