津軽おとこ節

故郷(くに)を出る時 お岩木山の
吹雪く鳴き笛 背中で聞いた
恋も未練も 津軽の郷(さと)へ
埋めて来たのさ 太棹(ふとざお)抱いて
津軽じょんから おとこ節 おとこ節

雪の津軽に 別れを告げて
夢に漕ぎ出す 都会の海で
耐えることなら 馴れてはいるさ
負けてなるかと 太棹(ふとざお)抱いて
津軽じょんから よされ節 よされ節

三味が唸れば 魂(こころ)が燃える
やれば出来ると 高鳴る鼓動
晴れの舞台に 立つその日まで
今日も命の 太棹(ふとざお)抱いて
津軽じょんから おとこ節 おとこ節
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