風のPAVEMENT

人混みの中でも
見失わないように
あなたのシャツのそでをつかむと
見ていないふりでも
私を気にしては
微笑みながら歩くあなた
そんな安らぎの中
季節を泳ぐ風が夏へ駆け抜けてゆく
明日からはもっと好きになりそう
ふたり出逢えたことを
いつも感じていたい
これからは一人きりじゃないから

名前もない道を
一人歩いていた
誰かにすがることもできずに
平気なふりをして
本当は求めてた
だから今はこの優しさを
二度と離したくない
わがまま言った朝も
せつなく泣いた夜も
何もかも覚えておきたいから
あなたと過ごす時が
私を変えてゆくの
淋しさがすべて想い出になる

あなたと過ごす時が
私を変えてゆくの
明日にはもっと綺麗になれる
ふたり出逢えたことを
ずっと大切にして
ふたりだけの夏を歩いてゆくわ
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