オフィーリア

これをきみにどう言えばいいの
目覚めてくれ今すぐ

長い時を同じだけ過ごし
その分だけふたりは離れた

そうだよオフィーリア
あの空一面の光を受けて
約束しただろう?

そうだよオフィーリア
嵐が踊る夜明けにも
見事な微笑みをみせてよ

旅が終わるまでおれの気持ち
変わらないと信じて

折れたページの間に挟まる
日付のない空白見つめて

そうだよオフィーリア
その運命のままきみはまぶしい
すべてが美しい

そうだよオフィーリア
爪たてる傷のあたたかさ
さみしさ 考えられぬほど

そうだよオフィーリア
まるで逃げるように時は流れた
風に舞えばよかった

そうだよオフィーリア
嵐が踊る夜明けにも
見事な微笑みをみせてよ

そうだよオフィーリア
その運命のままきみはまぶしい
すべてが美しい

そうだよオフィーリア
爪たてる傷のあたたかさ
さみしさ 考えられぬほど

オフィーリア
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