長い休日

あまりうまくは言えないけども
時間どおりに仕事も終わらない
つまりたいした事じゃないんだと
目覚めればそういう言い訳をしてる

甘い果実とぼくは結ばれて眠る
勇敢なほど遊んでいたり無茶を続けている

ぼくの気持は充分に満たされないけれど
うまくきみにとどくようにボールを投げよう
長い休日
坂道の途中

響く雨と足音の間
ずるい笑いはヘビのように消える

急にこぼれたミルクの海に浮かんで眠る
漂流してる気分がどうか黒板にでも書こうか

思うように距離と時間が計れずに
パンをかじって暖かな記憶の中にいる
とても意外なおみやげの包み探るように
ぼくは急いでボートを漕いでいる
長い休日
砂浜の時代
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