Cover Story

冷たい空気を吸い込む
僕は誰かに伝えないといけない
気が付いたら
絶望の泡 数えてしまいそうになるね

いつも独りで
奇怪な作り話を考えては 名前付けた
君に見つけて欲しかったんだ

世界は どうしようも無い程
綺麗な物ばかり溢れ返る
その分だけ 汚れちまった物は埋もれる

表層に無いから 素晴らしくないんだって
誰かが言ってた それに迎合するの 何で?

彼の呼吸では 君は肺を満たせないよ
そうでしょう

冷たい空気を吸い込む
僕は誰かに伝えないといけない
気が付いたら
絶望の泡 数えてしまいそうになるね

温度に触れる それは何より確かな情報
気が付いてよ
芸術賛歌で終わらせないよ もう

空気を吸い込む
僕は君に認めて欲しかったよ
気が付いたら
言い訳なんてつかない所まで来た

皆 違っている考え それの何が素晴らしいのだろう
おかげで 十六年間ずっと恐れているよ

冷たい空気を吸い込む
僕は誰かに伝えないといけない
気が付いたら
絶望の泡 数えてしまいそうになるね

倫理に背いても
僕は誰かを愛さないといけない
どんなに貴方が間違っていようとも
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