シアワセ

久しぶりにいい天気だね
この前行きたいって言ってたのはどこだっけ
見える世界は変わらないのに
君がいるとなんだか昨日の疲れが吹っ飛んだ

ひんやりしてるのにぬくもりがある
君の手はなぜかなつかしい

なにがなんでも守りたいものが
僕を見て微笑んでる
そんなことが「シアワセ」っていう
ありきたりな言葉の意味じゃないかと思った

駅までの道が壊れそうだった
あんなに心すり減らしたケンカの理由なんだっけ
君は不安げに青空見上げて
ちょっと不思議で怖かった昨日の夢の話してる

形はないのにずっと見えてる
君の息 細く消えないで

なにがどうなりゃたどり着いたと思えるのか
まだわからない
だけど君が「シアワセ」になること
何より誰よりいつもいつも願ってる

なにがあっても変わらないものが
そばにあると信じててほしい
そしたらいつか「シアワセ」っていう
ありきたりな言葉も必要なくなるかもね

今日はあの海まで行ってみよう
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