昨日の風

できるなら笑って ありふれた日常を
その喜びも悲しみも どうでもいい事も

急いで歩くこの道の上
投げ出しそうさ 疲れ果てた想い
伸びた自分の影と空を飛ぶ鳥
つまらない憧れ 重ねたりして
乾いた風が胸吹き抜けて
足りないものを探してしまう
いつかに言い訳してしまうけど
風の向こうに何がある
一人じゃ時々 見えなくなるのは
同じような涙ばかりを
連れて消えるから

二人で歩いたあの月夜の道
足りないものなんて本当はなかった?
季節はずれの雨降り続く
忘れたもの 誰の優しさ
いつかに言い訳 変わらぬ言葉
雨の向こうに何がある
鳴らす足音は 明日へと向かう
この喜びも悲しみも
どうでもいい事も

できるなら笑って
足音鳴らしていかないか
その喜びも悲しみも
どうでもいい事も
通り過ぎてゆく
ありふれた日常はいつだって
同じような涙や夢を
連れて消えるけど
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