ウサギとベルベット
汚れた藁に潜り込んだら
隠れるように体すくめる
痩せたウサギの赤い瞳が光った
金網越し狭い檻の隅
握り拳ぐらいの塊
私見ていた
ミイラみたいなニンジンひとつ
もっとおいしいゴハンをあげる
もっときれいな住みかをあげる 待ってて
いつもペットショップの店先
ガラスに鼻を付けて話した
ひとり ウサギと
ナフタリンの匂いと一緒に
衣装箱の中で眠ってる
ベルベットのよそいきドレスとバレーシューズ
白いフリルと金のボタンと星のペンダント
まだあの日を忘れないでね
ぶかぶかだったネルのパジャマも
クジラの絵の付いたTシャツも
一番好きな紺のリボンも捨てたよ
壁に書いた父さんの顔も
夏休みの宿題の船も
どこか消えたよ
十年も前のことだよ
そんな大昔のことなんて聞かないで
ウサギを飼っちゃだめだって言われた
十年も前のことだよ
そんな大昔のことなんて聞かないで
よそいきのドレス 真っ赤なベルベット
ウサギを飼っちゃだめだって言われた
ウサギを飼っちゃ
地下鉄のホーム 海のポスター
水しぶき楽しそうな笑顔
幸せや夢のカタログなら ようこそ
エレベーターの中でため息
道端にしゃがみこみ泣いてる
君もあのこも
ここにおいで 私と話そう
もっと悲しい話をしよう
もっと淋しい話をしよう いいよね
どんな激しい雨が降っても
必ずやむよ たぶん明日の空は青空
丘を越えて 隣の町まで
緑の森を目指し歩いた
離さないで その手をお願い 恐いよ
ひとりぼっちにされることより
うちに戻れなくなるのが恐い どうしよう
Boy…
ウサギを飼っちゃだめだって言われた
どうしても欲しかったけど あきらめた
よそいきのドレス 真っ赤なベルベット
とっても好きだけど 自由に着れなかった
自由に着れなかった
愛と同じくらい孤独なら
愛と同じくらい憂鬱なら
愛と同じくらいずさんなら
愛でしょ?
愛と同じくらい無実なら
愛と同じくらい無情なら
愛をとれって そうだよね
痩せたウサギの赤い瞳と
ベルベットのよそいきドレスと
ぶかぶかだったネルのパジャマも消えたよ
ここにおいで 私と話そう
必ずやむよ たぶん明日の空は青空
エレベーターの中でため息
道端にしゃがみこみ泣いてる
君のあのこも
ひとりぼっちにされることより
うちに戻れなくなるのが恐い どうしよう
隠れるように体すくめる
痩せたウサギの赤い瞳が光った
金網越し狭い檻の隅
握り拳ぐらいの塊
私見ていた
ミイラみたいなニンジンひとつ
もっとおいしいゴハンをあげる
もっときれいな住みかをあげる 待ってて
いつもペットショップの店先
ガラスに鼻を付けて話した
ひとり ウサギと
ナフタリンの匂いと一緒に
衣装箱の中で眠ってる
ベルベットのよそいきドレスとバレーシューズ
白いフリルと金のボタンと星のペンダント
まだあの日を忘れないでね
ぶかぶかだったネルのパジャマも
クジラの絵の付いたTシャツも
一番好きな紺のリボンも捨てたよ
壁に書いた父さんの顔も
夏休みの宿題の船も
どこか消えたよ
十年も前のことだよ
そんな大昔のことなんて聞かないで
ウサギを飼っちゃだめだって言われた
十年も前のことだよ
そんな大昔のことなんて聞かないで
よそいきのドレス 真っ赤なベルベット
ウサギを飼っちゃだめだって言われた
ウサギを飼っちゃ
地下鉄のホーム 海のポスター
水しぶき楽しそうな笑顔
幸せや夢のカタログなら ようこそ
エレベーターの中でため息
道端にしゃがみこみ泣いてる
君もあのこも
ここにおいで 私と話そう
もっと悲しい話をしよう
もっと淋しい話をしよう いいよね
どんな激しい雨が降っても
必ずやむよ たぶん明日の空は青空
丘を越えて 隣の町まで
緑の森を目指し歩いた
離さないで その手をお願い 恐いよ
ひとりぼっちにされることより
うちに戻れなくなるのが恐い どうしよう
Boy…
ウサギを飼っちゃだめだって言われた
どうしても欲しかったけど あきらめた
よそいきのドレス 真っ赤なベルベット
とっても好きだけど 自由に着れなかった
自由に着れなかった
愛と同じくらい孤独なら
愛と同じくらい憂鬱なら
愛と同じくらいずさんなら
愛でしょ?
愛と同じくらい無実なら
愛と同じくらい無情なら
愛をとれって そうだよね
痩せたウサギの赤い瞳と
ベルベットのよそいきドレスと
ぶかぶかだったネルのパジャマも消えたよ
ここにおいで 私と話そう
必ずやむよ たぶん明日の空は青空
エレベーターの中でため息
道端にしゃがみこみ泣いてる
君のあのこも
ひとりぼっちにされることより
うちに戻れなくなるのが恐い どうしよう
RANKING
橘いずみの人気動画歌詞ランキング