おれの道づれ

咲かずじまいの 男の夢を
傍(そば)でささえて くれた奴
愚痴も涙も 飲み込んで
尽くす笑顔が いじらしい
おまえだけだよ おまえだけ
おれの道づれは

ままにならない 世間を拗(す)ねて
何度おまえを 泣かせたか
口にだしては 言わないが
詫びているんだ こころでは
おまえだけだよ おまえだけ
おれの道づれは

惚れた同士が 肩寄せあって
越えた苦労の 九十九(つづら)坂
たまにゃ屋台の おでん酒
ふたり飲もうか 水いらず
おまえだけだよ おまえだけ
おれの道づれは
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