夢ほろほろと

夢だ夢だよ 夢ほろほろと
散れば故郷(こきょう)の あの娘(こ)が浮かぶ
おれの勝手な 夢のため
置き去りにしてた 花ひとつ
迎えに行く日が 遠くなる

七つ転んで 八つ目だって
あると人生 限っちゃいない
生きていたなら おふくろが
真っ直ぐ歩けと 云うだろな
屋台で呑む酒 身にしみる

帰ろ帰ろう 見果てぬ夢を
抱けばあの娘を 悲しくさせる
あなたいるなら しあわせと
手紙ににじんだ なみだ文字
愛しているんだ 俺だって
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