氷の刃

月の明かりが 消えた頃
雨に花びら 舞い落ちる
氷の刃 煌めく瞬間
鮮やかな紅 私を染めるの

降りかかる雨 美しい
痛む肩にも 容赦なく
涙流した 記憶は幻
後にも先にも 戦いばかりよ

いつも心は フラフラで
それでも動く この体
氷の刃 煌めく瞬間
心の迷いも 切り捨てていくの

ただ目の前にいる敵を
無心で斬っていくだけよ
汚れた体 花びらと雨が
綺麗にしてくれる 唯一の味方…
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