First Quarter ―上弦の月―

振り返るたび 遠ざかる日々
だから前を向いて歩こう いつも
流されるのも 仕方ないけど
自分らしく 生きていこう

願いはどんなことだって
叶うものと信じていたけれど
水にうつる上弦の月
誰にもすくえないもの?

追いかけるほど 逃げてゆくのね
知らん顔で 遠いところで 見てて
悲しいことも 嬉しいことも
すべて包んで 満月に

空にはたくさんの星が
キラキラと瞬いているけれど
水にうつる上弦の月
せめて揺らしてみようか
水に揺れる上弦の月
この手をすりぬけ昇る

愛したことも 憎しみさえも
全て抱きしめ 闇に溶け消える
はにかみながら くり返す日々
思いは満ちて 満月に
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