ほほほ

町の雑踏から離れ公園へ 飯を食った後はやっぱりお昼寝
音止めたヘッドフォンから 子供達の笑い声と道路工事の騒音が
こちゃまぜになって遠くから 耳をかすめて夢の中でも聴こえる
携帯は家でお留守番 陰が逃げるまであの木の下で

あー暖かいな木漏れ日が 僕を包み話しかける
風の音色 風の匂い すべてを感じてる
あと少し もう少し 目を閉じてよう

ゆっくりと時は流れやがて夕暮れへ ぐっすりと眠れるよう
迫る夜に怯えないで 今大きく翼を広げんだ まだ限界じゃねえんだ
って力込めて でかい声で 目指す方へ
転げ落ちようがまだ飛べる 風が木々たちから確かな
力もらったんだ 優しさに包まれて

頭からつま先までが全て忘れ ただ笑う 名前も無いLaLaこの歌
空へと響いてゆく 口笛を吹きながら

離ればなれの木々たちが 陰をのばし手をつなぐ
泥だらけの子 6時の鐘 夕日が沈んで行く
そろそろ帰ろう おなかが鳴る

夜の海岸通りはこんなにも違う 言葉で表せられない良さがある
月明かりが海に浮かび 鮮明に僕の目に映る
「また明日」って僕に言ったような気がした…
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