はたとせ

二十歳のあなたへ この歌を歌おう
胸が高鳴るように
時代を跨いでいく奇跡
己の力に変えてゆけ

歩き始めた日 握りしめた体温は
今でも忘れない すべての始まり

仲間ができたこと 心強く思いながら
追いつけないことばかりで 燻っていた

離れる背中見送って 深く嘆いた
支えてくれる温もりは いつも勇気をくれた

重ねて月日を 今生きていること
いつか誇れるのか
こんなものと終わらせないで
転んで泣いてた
あの日のあなたのままでいなくてもいい
言い訳なんて要らない
心は羽ばたいていくもの

何を信じるのか 誰を信じていくのか
迷い続けている事 どれくらいある?

覚悟を口にすれば
真実が見えてくるよ
自分自身の手で触れて 見つけ出そう

背伸びなんかしなくてもいい はだかを見せて
褒められることを待つうちは 誰かの手の中にいる

足りない事だけ 数えているなんて
すごく苦しいでしょう
向かう先は ひとつだけじゃない
優しく冷たく流れる時間は
ずっとあなたのもの
足元 揺らがぬように
己の道を照らしてゆけ

此処からあなたが 何処に向かうのか
誰も分からないさ
何ができる ためらわないで
今日から始まる新しい刻を
強く噛みしめよう
時代を跨いでいく奇跡
己の力を信じて
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