冬なんて嫌いという君が好き

冬なんて嫌いと
膨れる君
ストールをぐるぐる巻いた
君はまるで蓑虫みたい
揶揄う僕
怒る君
笑うふたり
ずっと続けばいいな
ずっとずっと続けばいいな

寒さの分だけ
いつもよりも
君を愛しく
思うのは
どうしてなの?
気の利く冬がくれた
贈り物かな

リンドンリンリン
クリスマスがもうすぐそこにまで
リンドンシャンシャン
君と過ごす初めてのクリスマス
リンドンリンリン
喧嘩なんかしないで迎えたいな
リンドンシャンシャン
雪が降ったら君は何ていうのかな?
やっぱり冬なんて嫌いっていうのかな?

白い息零れる
星冴える夜
粉雪がひとひら舞って
ふたり空を見上げたよ
雪だるまみたいに
きぶくれた君
キツク抱きしめ
願う今が
ずっと続けばいいな

ふたりが出会えた
奇跡だなんて
少し大袈裟
すぎるよと
君は笑う
けれど他の誰かじゃ
愛せやしない

リンドンリンリン
クリスマスがもうすぐそこにまで
リンドンシャンシャン
雪が降ったら君は何ていうのかな?
やっぱり冬なんて嫌いっていうのかな?

今夜は特別な夜だけど
なんでもないような毎日を
君と過ごせることが
幸せだと思うんだ

リンドンリンリン
クリスマスがもうすぐそこにまで
リンドンシャンシャン
君と過ごす初めてのクリスマス
リンドンリンリン
喧嘩なんかしないで迎えたいな
リンドンシャンシャン
雪が降ったら君は何ていうのかな?
やっぱり冬なんて嫌いっていうのかな?

そんな君も…
好きなんだ
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