愛情物語

君の アパルトマンの
窓の明かりも消えて
道端で見上げる僕を
青いガス燈が照らす
捨てられた男の顔は 上を見て泣いている

好きで好きでたまらなくて あきらめきれない
僕の手に与えて欲しいの
もう一度愛を

ドアを叩いてみても
開けてくれないだろう
窓の下あたりで そっと
口笛を鳴らしてみても
捨てられた男の唄は悲しみで途切れがち

好きで好きで胸が痛い 許しておくれよ
ひとかけら与えて欲しいの
もう一度愛を

ひとかけら与えて欲しいの
もう一度愛を
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