男の山唄

風のそよぎに 背をたたかれて
山脈遠く 心ははるか
山の愛情(こころ)に 抱かれていたら
忘れてしまう 下界の悩み
下界の悩み

稜線はるか 生まれる雲に
母親のよう 懐(ふところ)ふかさ
めざす頂上(いただき) ひたすら登る
人生模様 男の姿
男の姿

山は厳しい 親爺(おやじ)のようだ
大きな勇気 教えてくれる
四季の草花 茜に染める
夕陽の彩に 明日の幸を
明日の幸を
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