ハッピーアイスクリーム

あなたの在りかたに想いを馳せるわたしは綺麗でいられるかしら。
融け落ちても夢は甘いままで、真昼の月をねだり続けてる。
預けた未来が茨の向こうで手招きした。

意地悪な夜に苛まれて、
誰もが誰かにため息をつかせてる。
突然のベルに揺さぶられて、
まともになれないラブユーが膨らんだ。

気まぐれな天使は曖昧を愛し、
口元を汚すデザートを食べ尽くす。

恋するあなたは横顔ばかり――
遠い稲妻に夢中だ。
そのうち隣を見てくれるような光り方を見つけてやる。

信じきれぬような言葉を集め、
素敵な首輪でおのずから繋がれた。
映画のようにはいかなくても、
それなりのストーリーで進めたらいいのにな。

未知の美しさを教えてくれたら、
苺の香りの歌をしたためるのだ。

恋するあなたは横顔ばかり――
それでも見つめてたいや。
輝ききらない希望もいつか特別な季節になる。
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