桜のような恋でした

春の風が薫る 君のいない町並
遥かな夢を描いていた
あの頃には 戻れない

行き場なくした 消せない想い
いつまでも胸が苦しくて
言ノ葉に乗せ 君の元へと
何もかも 届けることできたら

ひらひらと舞う花びらに
愛しき君を思い出す
儚き想い切なくて
桜のような恋でした

今も覚えてます 君がくれた優しさ
この身に深く刻み込まれ
消えることはないでしょう

目を閉じたなら またあの頃に
戻れるような気がしている
どんなに強く願い込めても
もう二度と戻ることはないのに

幾千の想いを湛え
鮮やかに咲く花の色
叶わぬ願い浮かべては
一人きり眺めています

咲誇る花 美しく
散り行く運命 知りながら
僅かな時の彩を
やがて季節は巡り行く

ひらひらと舞う花びらに
愛しき君を思い出す
儚き想い切なくて
桜のような恋でした
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