キミはキミのこと

キミはキミのことで 今日も泣いている
差しのべられた 指も見えないくらい
その まぶたで はじくことに
あきたら こっちにおいで  ずっと待ってるから

いったい どれだけの人と すれちがうのだろう
声にならない声を みんなで分かちあい
どうかしてる なんてね
言えなくなってきてる いつからか

ここじゃない どこかのことばかり
話をしていたような
キミの中のストーリー
ボクのためかも しれない

短い夜がすぎて また起きあがる
やがて晴れていけば そこは影になる
だからずっと とまれずに
自分のことも だまし続けるの?

よく出来すぎた話
まるで ぼくらは神話みたいだね
キミが描いたストーリー
ボクのためかも しれない

キミはキミのことで今日も泣いている
だれかの足を 踏みつけながら走ってく
その乾きが うるうころに
会えるといいな
そこで ずっと待ってるから
会えるといいな
ここで ずっと待ってるから
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