epilogue

空と涙 溶け合って
流れ出したスプーンストロー
どうか巧くまやかして
君の笑う白昼夢まで

まだ汚し足りないのさ
見て水色の血が綺麗

どんな嘘も嬉しいんだ
馬鹿だ
透けた指に触れたくて
夏だ

まだ汚れ足りないのさ
ほら溺れるほどの愛で

遠くでこだまするチャイムの音
掌すり抜けて落ちた水風船

ごめんね
気づいてしまったんだ
これでもう終わり。

まだ暑い日は続くから
夏が君を腐らせる前に
最後の夢を見せて

忘れないでね、
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