ヒロインと生徒B

君の後ろ姿見ているだけで幸せな毎日になる

声もかけられない通学路 後ろから見てる
不意に覗かせる横顔に 釘付けになっちゃって

きっと僕は 君にとって モブみたいな存在なんでしょ
心の中では分かってるけど でもそんなのは関係なくてさ
今があるだけでいい

君がいるだけでほら 退屈すら愛せる
あぁ 先生の声も聞こえない
君と僕の距離なんて 測る意味もないけれど
明日は少し近付けるといいな

おこがましい事は分かってる 重々承知さ
視界に入らないように 気を付けているんだ

こんな僕が 君となんて 釣り合う訳が無くてさ
世界中の誰もが分かってる 自分が一番分かってるから
今のままでいいんだよ

成功率 0% そんなのは分かってるんだ
あぁ 宝くじより当たらない
僕の想いは 君には届けられないけれど
“もしも”を願っちゃうのは罪ですか?

声をかける勇気すらもさ
出せる気がしないのなんでだろう?
イメトレはしてるから大丈夫なはずなのに
どうして足が竦むんだろ

成功率 0% そんなのは分かってるんだ
あぁ そんな事関係ない
君と僕の距離なんて 測る意味もないけれど
いつかは君と僕の 距離が縮まる日が来たらいいな
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