Twelve

変わらないその仕草が
失いかけた明かりをまた僕に点す
いつしか懐かし気に
無邪気な君の笑顔を探し求めてた

どうしても言えない言葉がある
壊れてしまうのが怖くて
温もりに崩れていきそうになる
そしてまた目も合わせられずに

空白が嘘の様に
初めて逢ったあの日を想わせるけれど
埋まることは無いだろう
きっと二人の間流れた年月は

とめどなくあふれる言葉がある
なに一つ伝えられないけれど
限界が見え隠れする夜には
君から見えない場所へと

やるせなく胸が疼く度に
運命の輪郭が見える
鮮やかに想い蘇らせる
二つの影はもう再び重なりはしない

身が切れる程冷たい始まりの朝には
二人違う空の下で強い風を受けて

やるせなく胸が疼く度に
運命の輪郭が見える
鮮やかに想い蘇らせる
二つの影はもう再び重なりはしない
やるせなく胸が疼く度に
運命の輪郭が見える
求め合う声に耳をふさいだ
二つの影はもう再び重なりはしないから
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