7月の雨

ふと外を見ると街灯に雨が
遠くで車が走った

点けっぱなしのテレビだけが今
僕を照らし続けてる

いつものように
この時間 君の声を
聴きながら眠る
はずだった

7月の雨がうるさく響いた
僕の声をかき消してしまうように それはまるで
奏でのように美しくこの身包んで
胸の中の寂しさを洗い流してくれるみたいで

携帯の画面を何度見ても
ただ真っ黒を表してる

毎晩見てる天井を眺めて
明日の太陽を待つだけ

いつものように
この時間 君の顔を
頭に描いて眠る
はずだった

時の流れが止まってしまってて
毎日の夜が繋がっているようで それはまるで
壊れた時計を何度も見てるみたいな
晴れることない僕の心がびしょびしょに雨に濡れて

月明かり
7月の雨よどうか止まないで
このまま晴れてしまったら君のことを忘れてしまいそうで

7月の雨がうるさく響いた
僕の声をかき消してしまうように それはまるで
奏でのように美しくこの身包んで
胸の中の寂しさを洗い流してくれるみたいで
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