City Lights

風切って走る 夜の静寂(しじま)に
飲み込んだ言葉 吐き捨てる
アクセルだけは 決して緩めやしない
流離(さすら)うだけが 取り柄ですもの

優柔不断なあなたの嘘にも
そろそろ飽きてきたところだし

いま心を映すよう
揺らめいては消えそうな City Lights
プリズムが煌(きらめ)いてる
涙も躱(かわ)すほどのBlue
二度と灯ることないハート
首筋に残り香のマーク Bye-bye! Bye-bye!

いまとなっては 都市伝説のナビ
信じて切った ハンドルも
飛んで火に入る 夏の蝶のように
淋しい夜の 渋滞予測

ハマった罠にも気付かないフリして
この身を預けられていたなら

午前2時の雨に
霞む影を落とすの City Lights
プリズムが煌(きらめ)いてる
口づけは腫れるほどのRed
濡れた髪が夜露になびく
指先に絡む過去に Bye-bye! Bye-bye!

いま心を映すよう
揺らめいては消えそうな City Lights
プリズムが煌(きらめ)いてる
目的地は焦げ付く太陽
染まりたいの強気なYellow
アクセルを踏み込んだら Bye-bye! Bye-bye!
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