風吹く方へ

パンの焼ける匂い ママが起こしに
来そうな朝はもう来ないんだよ
雨上がりには顔出す虹を
友と見たのはいつのことだったけな

大人になればこの世の全て
分かるわけではなかったみたいだ
悲しんでいても喜んでいても
太陽は今日も無責任に上る

だから僕ら 風吹く方へ行くだけさ
ラララララ 立ち止まらずに
涙と汗にまみれた日々を刻みながら
ラララララ 答えなき道

制服みたいに服を着てみても
あんまりなにも思い出せないや
いつかの笑い声 それだけが響いてる
もう少しこのままゆっくりしていたい

何も知らない 愚かで美しいあの頃が
ラララララ 眩しく映る
思い出だけじゃ生きてくことはできないから
ラララララ 涙堪えてた

ラララララ 怖くはない

そうさ 僕ら 風吹く方へ行くだけさ
ラララララ 立ち止まらずに
涙と汗にまみれた日々を刻みながら
ラララララ 答えなき道
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