君を想った回数

「生きているみたい まるで僕ら」 そう呟いて
噛んでしまった唇から血が流れた

鉄の味して理解してしまう 夢じゃない夢じゃないこれは
待たなくたっていいからねって 嘘じゃない嘘じゃないあれは

唇が痛いな

ため息は重力に逆らえない
足元に転がる溜め込んだため息は君を想った回数

死んでいるみたい まるで今は 色のない日々
焼いてしまえば思い出という骨が残る

違う匂いを纏っていた あの日あの時の君
待たなくたっていいからねって 今なら今ならわかる

過ぎ去っていく季節には従えない
置いてけぼりを食らう 止まったまま僕だけがまだ呟くmiss you

Don't leave me on that day.
Don't leave me in that season.
Don't leave me by your side.
このまま

ため息は重力に逆らえない
足元に転がる溜め込んだため息は君を想った回数
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