れいわナンのこっちゃい音頭

ハリボテの街を行く
空っぽ頭をぶら下げて
風にゃいつも吹かれるまま
青鷺 餌探し飛ぶ

支配者達 何も気づかない
川底の魚達の事を
善良な市民 何も感じない
自分だけが良きゃあとはどうだって

このまま ここで暮らすんだろう
川の底 嵐を待ちわびて
このまま ここで暮らすんだろう
ゴミの山に種を蒔いて

ナンのこっちゃい ナンのこっちゃい
ナンのこっちゃい ナンのこっちゃい
ナンのこっちゃい ナンのこっちゃい
ナンのこっちゃい ナンのこっちゃい

南から嵐が来て
街の灯りが拐われた
小窓に映る残骸
ケモノ達はもういない

いつになりゃ いつになったら
俺達は許しあえるんだろう
澱んだ川に橋を架けよう
川底 光が 飛び出した

支配者達 何も気づかない
川底の魚達の事を
鈍らでは何も感じない
日銭を稼いで 働くだけ

さりとてすべてが絶望に
覆われたわけでもないけれど
遥か荒野を生き延びた
先祖の顔はどんな顔だろう

ナンのこっちゃい ナンのこっちゃい
ナンのこっちゃい ナンのこっちゃい
ナンのこっちゃい ナンのこっちゃい
ナンのこっちゃい ナンのこっちゃい

罰ゲームなのか 人生は?
何を残すんだ 次の(番)晩に
鶴と亀が滑った
うしろの正面うりうりうりいぇい

君は何人 ナンのこっちゃい
敵が攻めてくる ナンのこっちゃい
口減らさねば ナンのこっちゃい
ゴミとご馳走 ナンのこっちゃい

金と薬漬け ナンのこっちゃい
種が種無し ナンのこっちゃい
死人に口無し ナンのこっちゃい
もう人で無し ナンのこっちゃい
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