Dogma-Agnostic

崩れた境界 浄罪の空が陰る
己を疑い 光を失う月夜
灯した命を 黎明の風が揺らす
両手を丸めた 決して絶やさないように

瞼の裏 今も 嘲笑う雑音は現実じみた夢か

目醒めたくて 声枯れても 声枯れても 届くまで叫んでた
この痛みも 時が来れば やがて消えて 報いを受けるのか
伝えたくて 身を刻んで 指先から 赤く標(しるし)を落とす
君が二度と 迷わなければいい

交わる背徳 犠牲を厭わぬ自由
勝者の悪意が 正義の威を借る憂き世
理想を違えた 現実から目を逸らす
抗う答えに 決して気付かないように

瞼の裏 今も 嘲笑う雑音は現実じみた夢か

壊したくて 傷ついても 傷ついても 遠くまで走ってた
毀れて行く 足元から 道は消えて 救いの雨を待つ
信じたくて 目を凝らして 息を止めて 赤い標(しるし)を辿る
君に二度と 触れられなくてもいい

目醒めたくて 声枯れても 声枯れても 届くまで叫んでた
壊したくて 傷ついても 傷ついても 遠くまで走ってた
伝えたくて 身を刻んで 指先から 赤く標(しるし)を落とす
君が二度と 迷わなければいい
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