華よ心々から

始めるんだ心々から もう一度咲かせるんだ
満開のその先へ行こう さあ

紡がれる物語たちの ページをめくって
どれほど経ったでしょう
震えてた脚は いつの間に
踏み出す強さを持っていたんだ

絡まり合った運命を解いたその手は
まだ その熱さを残したまま

歩き出すよ心々から もう一度心々から
ひとりじゃないと分かったから
一つ重ねて また一つ重ねる
数多の想いが集まった
始めるんだ心々から もう一度咲かせるんだ
誇らしく気高き華を
満開のその先へ行こう さあ

立ちすくむような 向かい風と寒さをくぐって
倒れかけた でも
冷え切った身体 包み込む場所が
帰りを待っているんだ

強く結んだ絆から生まれた力が
もっと 高く飛べと叫びだす

信じてるよ此処なら 出来るよ此処なら
皆がいると分かったから
ひとりのために そして皆のために
あなたの想いも共にある
何度だって此処なら 出来るよ咲かせるんだ
舞い上がれ華よ

仰ぎ見た朝も 見失った夜も
光を求めていたんだ
光るのは自分自身だと
気づかせてくれた

涙を流すことが ずっと弱さと思ってた
違うんだ
悔しさから 芽吹かすための水やり
強さを育てよう

歩き出すよ心々から もう一度心々から
ひとりじゃないと分かったから
一つ重ねて また一つ重ねる
数多の想いが集まった
始めるんだ心々から もう一度咲かせるんだ
誇らしく気高き華を
満開のその先へ行こう さあ
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