INNOCENT

揺れる想いひとつ 名前をつけてしまえば
昨日までの二人には
戻れない気がしたんだ

待ち合わせした駅前 午後6時 雑踏の中で
すぐ見つけてしまうくらいに
特別にしないでよ 世界

知らないままで笑っている君へ 気づかれてしまわ ないように
窮屈に押し込めた
気持ちが溢れ だして
交わした言葉に色がついていく
本当は気づいて欲しかった
空に混ざって消えた
儚く光る願い 届かないまま

仕方ないなんて 言い聞かせたりもした
強くいようとするほど
胸の奥 ツンとする

友達という境界線を引く 二人の間で
またねっていうサヨナラさえ
約束にしたいんだよ お願い

すぐそこにある横顔が 声が 夜の星みたいに 遠くて
もういっそ諦めてしまえば
素直に 笑えるかな
それでも何か期待して歩く
日々に理由を探した
隣で君はどんな
気持ちで笑ってるの?

行き場のない 焦がれてく 想い
多分もう
手遅れだ 膨らみすぎた風船 みたい

知らないままで笑っていたかった 弾けてしまった 感情
思いのままの言葉
今伝えて しまおう
震える声が
求めてた場所へ 気持ちを乗せて響いてく
もう目を逸らしたりしない
確かにある それを 恋とよぼう
次は君の
答えを待つ
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