てのひらの未来

夏草の上 裸足のまま歩く
木立の中で誘うようなささやき
内緒の声はフェアリー ヴォイス

触れあうように近くで羽ばたいて
優しい風がわたしたちをかこむの
小さな時計 逆まわり…

そっと瞳とじたら 川のせせらぎ きらめいて
そう 幼いあなた 笑う
もっとそばに来てね 愛しい人…

約束してね 誰にも言わないで…
てのひら重ねお願いした
あの日の二人の出会い…運命ね

ずっと探していたの ゆくえ知れない王子様を…
こんなにそばにいたの
あなたなんて…不思議ね 夢のよう

ずっと信じていたの いつか わたしの王子様と…
ふたりで結ぶ未来
出会えたのね あなた 愛しい人…

あなた 愛しい人…
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