逆夢

ぼやけた視界に キミは現れた
たいていのコトには 慣れていたつもりだった
寝ぼけて掴んだ その手が温かかった
揺れていた日曜日 僕の自由は奪われた

ふとした景色に見とれていた
「どれがほんとかワカルカナ?」
冷めたコーヒーを飲みこんだ
今更いくところもないから

最後に残していた一言が
キミにあげたら 終わりじゃないよな
うるさくて冷たいまま
戻れない

たいていのコトには 慣れていたつもりだった
触れていた月曜日 全部どうでもよくなったんだ

最後に残していた一言が
キミに、どうしても 言えなくて、サヨナラ
何とか言えたらその時は
僕の一言 待っていてね
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