ヨルニ

孤独や寂しさが美しいと思っていたの
こんな夜に音楽を聴けばほんと死にたくなるな
くだらない生活のせいかと
また誰かにあげる

夜が透けるカーテン
見えない星に願って
今夜を越せたなら
誰かに褒められたいな

明日(あす)になれば
忘れるような気持ちばかりの日々が
つまらないわたしを育てる
可愛気の無い花には水なんてあげられない
そんな馬鹿みたいな憂鬱が
きっと退屈を育てる

部屋で待ってる 明日を待ってる
ひとり待ってる 明日を待ってる

夜が透けるカーテン
見慣れた部屋から
投げ出したこの身を受け止めるような
幸せに包まれたいな
優しさに溺れて消えたいな
夜に透けるカーテン
見えない星に願って
今夜を越せたなら
誰かに褒められたいな
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