君へ

永遠のような 憂鬱に 閉じ込められて、
冷静装い 自分を 責めているの。

忘れないで 君は ずっと 強がっているけれど、
誰も 気づきはしないだろう。
見失う その前に 偽り続けていたら 崩れ落ちるから。

そのまま 消えてしまうのか、逃げるのか
それも 悪くないからもう辞めようよ。
決められた道の中 心閉ざした 十代の 空の光の君へ。

愛することで 愛されたこと。
出会いも、別れも 味わったよね。

無意識に そう避けていた 鏡に映る 君、
今なら 言える 向き合えと。
気づいてはいなくても 昨日の 君より もっと 強くなれるから。

このまま すぐに 倒れたら、壊れたら
きっと 同じ過ちを 繰り返すだろう。
多くの分かれ道で 迷うだけの 二十代の 空の光の君へ。

何のために 生きているのか、続けるのか 分からないけど。
君は もう 孤独に 苦しむ事はない。

さよなら 閉じ込められてた 臆病な 君、
別れを 告げる時が やっときたね。
抱え込むのはやめて もう 一人じゃないから 空の光の君へ。

空の光の僕へ、空に浮かぶ僕へ。
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