灰々

身分 愛 社会の記号に
囚われてる夜もあった
そこのけそこのけお馬が通る
右向け右向け社会の号

希望 夢 命の鼓動に
蓋をしてる夜もあった
輝いてたはずの今はどう
振り返るだけじゃ変わらんよ

嗚呼 誰か愛すれば
世界は変わるのかなんて
酷く甘えた妄想すれば
とりあえず目はそらせるのかい

人は皆 枯れてくんだろ
ただ灰になってくんだろ
意味が無きゃ 未来が無きゃ
歩み進める術が無い
人は皆 枯れてくんだろ
ただ灰になってんだろ
全て忘れたフリして
生きるしかないもんな

過去 未来 現在の事情に
地団駄踏む夜もあんだ
イラつく日々ならば君の業
悲しむ暇あれば無茶しよう

希望 夢 命の鼓動に
蓋をしてる夜もあった
輝いてたはずの今はどう
振り返るだけじゃ変わらんよ

嗚呼 思い返せば
何も無い一生だなんて
そんな死に際も想像すれば
とりあえず今踏ん張れそうかい

人は皆 枯れてくんだろ
ただ灰になってくんだろ
意味が無きゃ 未来が無きゃ
歩み進める術が無い
人は皆 枯れてくんだろ
ただ灰になってくんだろ
全て忘れたフリして
生きるしかねぇ

愛と欲望の渦に飛び込んだって
ふざけた虚構にあやかったって
何も変わらないや
かりそめの最期
継いで 貼って 自信なったろ
自分自身にあったもんはどう
行き着く先は後悔だ

枯れてくんだろ
ただ灰になってくんだろ
意味が無きゃ 未来が無きゃ
歩み進める術が無い
人は皆 枯れてくんだろ
ただ灰になってくんだろ
全て忘れたフリして
生きるしかないもんな
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