つよがり

月日の流れが 変えたのか
それとも俺が 変えたのか
ごめんなさいと 部屋の鍵
置いてお前は 背中を向けた
あれは つよがり哀しいほどの
気づいてやれない あの日のおれだった

はじめてだったさ ほんとうは
死ぬよな恋に おちたのは
呼んでみたって 帰らない
抱いてやりたい もう一度だけ
そうさ 別れを言い出したのは
つらいはかない つよがりだった

許してないなら それもいい
幸せならば それでいい
淋しがりやが 雨の夜(よ)は
泣いちゃいないか はぐれちゃないか
もしも つらけりゃ戻っておいで
心にひとつ お前の部屋がある
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