ジュビデュバ・オブ・クラティー

初めてあなたの手が私の頬に触れてる
でも私の手はあなたに伸びていかないみたいなの
制汗剤のキャップ交換よりも ドキドキすること
この世にまだあるなんてね

窓辺に干してるクラ T の落書き顔がこっちをみてる

動けないんじゃなくて動かないんだよ
そろそろ視線外さないと危ないんだから
好きだから すぐ逃げちゃうの
だけど私を離さないでね
逃げ出せない視線をくらっている

集めたノートの切れ端たち
一番高い押入れに消えて埃かぶる
考え方とか 随分変わったわ
季節ごとに髪色 変わってく

パジャマで着ているクラ T が夢の中で思い出させる

覚めないんじゃなくて覚まさないんだよ
そろそろ視線外さないと危ないんだから
好きだから すぐ逃げちゃうの
だけど私を離さないでね
何年越しあなたをくらっている

動けないんじゃなくて動かないんだよ
そろそろ視線外さないと危ないんだから
好きだから すぐ逃げちゃうの
だけど私を離さないでね
逃げ出せない視線をくらっている
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