スウィッチ

風が吹いて 霧を裂いて
モノクロのフィルムに撃たれて
もてあそんだ 義理を欠いた
いたずらに笑う道の先を
照らすような 月のカタパルト
忘れたいぜ
思い出すたび 色褪せていく

(このまま)
明後日もきっと
(まだ遠い)
こんな調子なんてやだ!
つれないねえ

あれはなんだ ただの影か?
もえかすになった日々を集め
泣いたんだ それも嘘さ
果ては陽に焼けた本のように
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