ツムギ

幸せを求めたキミと 不幸を避けてきたボク
もう二度と会えないのなら きっとそれで良いんだね
ふたりきりの終わり ひとりきりのはじまり

今日からは他人でどこかですれ違っても
知らないフリをして いらない無理をして
初めから出会ってもいないように
ふたり重ね合わせつむいだ過去の思い出感情も
笑うときのクセもボクが先に忘れることにするよ

不安がるキミと愚痴をこぼすボク恋に飽きたのはどっちだろう?
未練に溺れる綺麗に解ける 運命の赤い糸

目に見えないものだけを与えて与えられて
なにも変わらないはずなのになぜこんなに怖いんだ

明日からどうやって生きてこう息してこう
なにを吸い込んでなにを吐き出せたら
ありがとうと笑って言えるのだろう
不幸になりたがるボクを笑ってバカにしてくれ
前を向いて進むキミがどうしようもなく眩しかったんだ

傷の舐め合いみたいなふたりきりだった
ダメになるほど愛を感じられていた痛かった

理由を欲しがるキミと今だけ欲しかったボク
忘れ忘れられることでなにが変わるのだろうか
ふたりきりの終わり ひとりきりのはじまり

昨日まで世界の真ん中はキミだった
そう思えるほど いらないもの捨てて
ふたりでひとつをつむいできた
今日からは他人でどこかで 会っても
知らないフリをしていらない無理をして
ボクが先に忘れることにするよ
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